フィッシングジャンキーの皆様、こんにちは

3月下旬に小浜釣行6があったのですが、貧果と多忙が重なり
スルーしてしまいました。


本日の潮周り:中塩 月齢:26.0日
満潮:12:42 干潮:6:18
水温:12℃~14℃

約一ヶ月のフラストレーションを解消しに、行ってまいりました。

マリーナの釣果を確認すると、前日まで『Tグリはブリしか釣れん』
っと、何とも贅沢なコメントが。

いつもは真鯛中心のゲームを組み立てる私ですが、流石に今日は・・・

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春の朝日にきらめく蒼島

朝一、湾内も多少波っけのあるコンディション

やはり一路Tグリに船首を向けます。

湾口付近から結構な波と風。

慎重かつ急いでTグリへ。

先ずはグリ周りぐるりとをチェック。

しかし、前日までの情報と違い鳥山は無く、海の中も今一の反応。

それでもグリ北側の多少反応の良いポイントからスタート

青物狙いなので、今日はジグをガンガンしゃくっていきます。


シャカシャカ・シャカシャカ・シャカシャカ


シャカシャカ・シャカシャカ・シャカシャカ



約一時間、ポイントをずらしながらしゃくるも反応無。

底潮が全然動かないためか、当たりのあの字もありません。

フォローでジャンキー玉を投入


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き


こちらも無反応

しばらく周りの様子をうかがっていても、竿を曲げている感じはありません。

ここで、マリーナの仲間を発見

状況を聞くと、ワラササイズをゲットされてました。

さて、どうしたものか・・・

もともとグリの釣りがあまり好きではないので、思い切って
グリから離れたポイントに移動

Tグリ離れにて魚探を確認

あれ、Tグリ周りより、全然熱い反応が・・・

これは行けるんちゃうかと、しゃくり開始


シャカシャカシャカシャカ・シャカシャカ


ならばと


巻き巻き巻き巻き・巻きまき・巻き巻き


反応とは裏腹に、ここでも当たりはナッシング

やはり、底の潮がスカスカです。

ポイントを少し沖目の変更するも、同様の状況

ここでマリーナの仲間より入電

状況は、『Aグリにいるけど、全然駄目~』っと悲しいお知らせ

こちらは、順に離れのポイントを爆撃していくと報告し、移動

Aグリ沖の離れのポイントまで

この時点でブリは半分あきらめ、乗っ込み真鯛に期待を寄せ始めてます。

相変わらず魚探には熱い反応


シャカシャカシャカシャカ・シャカシャカ・シャカシャカ


しゃくった感じ、今までよりは底潮の状態はいい感じか!?

しばらくしゃくるも当たりがないので、 ジャンキー玉で


巻き巻き巻き巻き・巻き巻き巻き巻き・巻き巻き


超高速早巻からフォール


ピタ、止まるラインにスイープにフッキング


ギュル・ギュルルルル~~~!!


フォールでいきなり引ったくりのバイト 

走り具合を確認しながら追いフッキングをきっちり入れてファイト開始

しかし、ラインが全然止まらない

20m・30m・40m・50m・・・

何とか60m出るか出ないかでファーストダッシュを止め、
ここから熾烈な戦いの幕開けです。 

前回、70オーバーのブリをかけて、船べりでタイラバロッドを
ブチ折られているので、今回はかなり慎重にファイト

竿から伝わる引きと重みで、『30分以上はかかるかなぁ~』
って程度に、この時点では少し余裕の状態でやり取りを楽しみます。

15分くらいして、ようやく10mちょっと上がり始めそろそろ
本腰入れるかって時に、いきなりスルスル上がり始めます。

時折テンションを緩めながらのファイトが良かったのか、

頭をこちらに向けて泳いでくる感じ。


すかさずこのタイミングで距離を詰めます。

30m・50m・70mとまきあげ、一気に残り50m

これは何とかあげられるかと思った瞬間、ラインに絡んだクラゲが

トップガイドに絡みつき巻き上げ不能に!!

慎重に取ろうとしていた瞬間、不意に魚が猛ダッシュ

30m・50m・70m・・・

元の戻ってしまいました。

さらにここから徐々にラインを引き出され、スプールには見えるのは

2色のPEしか残っていない状態に。

今度はシーアンカーにラインが絡みそうに・・・

何とか片手でシーアンカーを引き上げ、ファイト続行

気が付けば、とっくに30分以上経過

左腕が、徐々に硬直してきます。

ロッド・ライン・針・俺の左腕・すべてが限界寸前の状態でファイト

ファイト開始から1時間を過ぎ、指ドラグを巧みに操り

ようやく徐々に距離を詰めて再び残り50mまで

やはりここでクラゲで巻けなくなるが、今度は何とかクラゲの除去に成功。

中々抵抗をやめない魚相手に、必死の格闘 

残り20mを切ったあたりで、少し離れた海面に魚体が・・・

『デ・カ・い・!!』

っと思った瞬間にまたダッシュ!!

もう、いい加減に観念しろよ~っと思いながら、再び50m放出

それでも何とか巻き上げて、1時間半を過ぎてようやくリーダーまで。

慎重に回しながら寄せてくるも、中々最後の5mが縮まりません

このファイト中に、船内を5週以上回った気が

5分以上かけて海面に顔を覗かせた、巨大な魚体。

タモを入れて確保しようとするも、魚体の半分も入らず上げられず。

ここで最悪なことに、一本の針がタモに絡み、半分パニック。

しかし何とか冷静に対処し、フィッシュグリップを口へフッキング

尾っぽをつかんで無理くりのランディング

1時間40分以上のファイトの相手は!!


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1mに3㎝足らずの97cm、重さも8キロ超えてそうな立派なブリでした。


船内に引きずり上げた瞬間に、思わず口から洩れた言葉が

『やっと終わった~~~』

釣り上げた喜びを超えて、この戦いからの解放されたことが

如実に現れた言葉でした。 

このファイトで、本日の釣りはもういいや~~~って感じに

釣果をマリーナの仲間に報告し、しばしの休憩に入ります。

ちょうど時刻は12時位

どん兵衛カレーうどんの準備をしながら撮影した魚探が

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海の中は大賑わいですわ

ゆっくり休憩をし、13時30分

腕の痛みも和らいだところで爆撃を再開

休憩中に流されたAグリとTグリの間のポイント

昨年乗っ込み真鯛を確保した辺りです

『もう、今日はブリはかかるなよ~~~』

っと思いながらジャンキー玉を投下


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き


その後1時間巻き続けるも当たりは無し

最後にIグリ付近で爆撃すると

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マイクロカサゴでストップフィッシュ

賑わう海の中に反して、当たりはこの2回だけ

何とか少ないチャンスをものに出来、気持ちの良い疲労感で

帰港しました。

マリーナで釣果報告を確認すると、前日までのブリ祭りが
どこへ行ったのか、ほとんどの方が坊主に近い状況

やはり、自然は難しいことを実感する釣行でした。


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本日の釣果

ブリ   97cm 1匹
カサゴ  14cm 1匹

本日の真鯛カウンター:0匹

今年の真鯛カウンター:1匹


☆★☆★☆★☆今日はこの子達が頑張りました☆★☆★☆★☆ 

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ジャンキー玉 赤金 94g


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ジャンキー玉 オレンジゴールド 75g


TGベイト ブルピンゼブラグロー 100g


頂き物のジグ 100g シルバーグロー(写真を撮らねば)


帰宅後ブリを体重計にて計量

自分の体重を引いて計算した結果8.4Kでした。

その後解体するのに30分

やはり自宅のキッチンで解体するには無理のある大きさでした。

もちろん美味しくいただきましたが。