妖怪【フィッシングジャンキー】に取り付かれた皆様、こんにちは

リオオリンピックに沸く世間。
夏季休暇を満喫する世間。
しかし私はお仕事と所用が・・・。

ところが工事がことのほか順調に進み、14日は時間ができる。
行く?行くでしょ!!
って感じで、約一か月ぶりの小浜です。

前日夜遅くまでのとあるミーティングを経て、2時30分出発。
いつもの深夜スーパーにて食料を飲料を買い、一路小浜へ。

途中、マリーナの先輩を追い越し、ハザードで挨拶。

近くのコンビニに5時30分に到着からの朝どん兵。

臨戦態勢整い、6時30分出撃

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朝焼けに霞む蒼島

この時間帯は涼しく気持ちいいですね~

出航前にマリーナの先輩から最近の釣果情報を入手

真鯛は浅場にさしてきているとのこと。

その情報を頼りに、湾口付近からチェック開始

湾口近辺に、大きな魚信は確認できないが、とりあえず。

ジャンキー玉56g赤金、発進


巻き巻き・ 巻き巻き・巻き巻き


やはり無反応

しかも湾口なのに全然底潮が動いていない気が・・・

徐々に移動しS沖40m付近で、魚探にて敵機発見

すかさず爆撃再開


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き


ここでも魚は無反応

やはり底潮がスッカスカです。

諦めずにトレースコースを変えながら、重点爆撃


巻き巻き巻き巻き巻き巻き・ドン


活性を上げようと、超高速リトリーブ時に、引ったくりバイト

大きさはさほどでもないが、小気味よく引きながら上がって来たのは・・・


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丸々太った30cmのレンコちゃん

先ずはボーズを逃れて一安心。

しかし、全然底潮が動きません。


徐々にNグリに近づきながら爆撃続行

ジャカジャカ・ジャ~カ・ジャ~カ・ドン・ギュルル~~~

スロー系ジグを引ったくり、ぶるぶる震えながら激しい抵抗

コヤツの正体は!!


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60近いESOちゃん、久しぶりのご挨拶でした。


少しは活性が上がって来た!?と思い、これまでの経験から、
エソが居る所には真鯛も居ると言い聞かせ、爆撃続行


シャカ・シャカ・シャカ・シャ~カ・シャ~カ・ピタキュル~~

真鯛特有のゴンゴン頭を振りながら、走り出す魚。

しかし次の瞬間フックアウト

止できたせいか、フッキングが甘かったのか・・・

しかし、真鯛が居ることを確認でき、俄然意欲が増してきます。

時刻はすでに9時30分。しかもこの時点では、お日様が雲に隠れ、
快適な気分での釣行。いつまでこの快適さが続くのか・・・


再度トレースラインを戻して爆撃再開

ジャンキー玉56g赤金。行きま~す。


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き・もわぁ~


ジャンキー玉の後ろにスリップストリームのような感触の重み

すかさず落として


巻き巻き巻き巻き・巻き巻き・巻き・ゴン・ゴンゴンギュ~~~ン!!


瞬間高速リトリーブからの変則リトリーブ

一気に走り出すライン。

20m位走ったところでダッシュが止まり、ファイト開始

しかし手に伝わる感触は少し違和感が・・・

たぶんあまりいい感じのフッキングではないような!?

フックアウトを気にしながら、緩めのドラグでゆっくりファイト。

魚の頭をこっちに向けたまま、抵抗しないようにゆっくり引き上げてくる。

10分かけて、ようやく残り30mを切ったあたりで、大きく魚が抵抗

独特の三段引きから小ダッシュ

次の瞬間、一本針が外れた感触。

なんとかいなして巻き上げにかかりますが、抵抗が大きい

ゴンゴン・ゴンゴンゴン・・・

はい、フックアウト。

2連続のバラし


残りの時間、嫌な感じがします。

ここで湾内でお土産のアジを確保した先輩が偵察に。

状況報告に


『最近出撃回数が少ないから、腕が鈍ってるんじゃないの』


っと厳しいお言葉。

いえいえ、もともと大した腕ではございません・・・。

しかも、この後パッタリと当たりが止まり、Nグリ周りを叩くも無反応

痺れを切らせて、いつもの深場に移動

いつものポイントを70mライン・80mラインと転々としてきますが、

相変わらず動かない潮に苦しめられます。

しかも、ついに真夏の大敵、太陽が容赦なく照りつけてきます。

風もなくベタ凪鏡水面に、動かない底潮。

80mラインでも、56gのジャンキー玉でいとも簡単に底どり。

しかもラインがまっすぐ立った状態。

巻いても巻いてもスッカスカ

時折釣れるのは、ESO・ちびレンコ・ちびアオちゃん

10時半の満潮を過ぎ、下げに転じても変化なし

激烈な暑さに、大量に仕入れたドリンクも底を尽きかけ、

冷やし担担麺を食べて気力を振り絞りAグリ近くで爆撃していると

再び先輩が近くに。

やはりジグ・タイラバでは渋いとのこと

Aグリ付近では、魚探の反応は良いものの、相変わらずの状況

時刻も12時を回り、沖上がりが時刻も近づいて来たので、

徐々に浅場に移動しつつ、ポイントと潮目を絡めて定点爆撃

このころようやく潮が動き始めてきた感じで


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き


徐々にラインが斜めに入り、いい感じの重みがジャンキー玉から伝わってきます。


巻き巻き・巻き巻き・コッコッコ・ゴンゴン・ギュル


小気味よい当たりに大きくフッキング

コンコン小気味よく頭を振りながら、潮の重みのため時間をかけて上がって来たのは・・・


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ちび真鯛と思いながら上げて来ましたが、小浜では初のチダイちゃんでした。


久しぶりのお土産フィッシュも、微妙な感じで爆撃再開



70m・60m・50mラインと転々とするも、釣れるのはエソのみ。

ここで時刻は13時前。

諦めきれずに、湾口付近40mラインで、最後の戦い

このころになると潮はぶっ飛び

ジャンキー玉112g緑金でも、4~5回のリトリーブで底取り不能

『そろそろ上がるよ~』

帰路の途中で声をかけてくれる先輩

釣果を聞くとAグリ付近で粘り、真鯛とデカホウボウを追加

Aグリ付近で粘るべきだったか~っと悔しがりながら、

先輩を見送りつつ、最後の爆撃


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き


潮に引っ張られ、引きずられるライン


巻き巻き・巻き巻き・巻き巻き・もさ~


潮の重さ以外に、微妙な違和感


巻き・ゴンシュルルルル~!!

ぶっ飛び始めた潮に乗り、放出し続けるライン。

30・40・50mと出ていき、徐々に指ドラグで抑え込み、

70m位放出したとこでなんとか止めてファイト開始。

ファーストダッシュもさることながら、ゴンゴン来る三段引きに

大鯛を確信。

しかし潮の重みもあり、全然巻け無いライン。

4キロ近くのドラグをかけても、空回りのスプール

指ドラグとポンピングで、時間をかけながらのファイト

魚の頭をこちらに向けたまま、できるだけ抵抗させないように慎重なやり取り。

沖上がり予定時刻が近づく中、15分ほどでなんとか残り50m。

40m・30mと巻き上げ残り20mのラインが見えたとき、

ここで何かに気付いたかの様に、大きく抵抗を開始

ゴンゴンゴン・ギュルル・ゴンゴンゴン

再三の抵抗をかわし、沖合に浮かび上がる白い魚体

気が付くと海保が見守る中、姿を見せたのは・・・

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速報値72.5m ピンク色の美しい雌の大鯛ちゃんでした。

まさにラストにドラマ

だから釣りは止められません。


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帰港後に先輩に釣果を報告

今度は流石タイラバ王とのお褒めの言葉。

酷暑の中の動かない潮に苦戦する修行僧釣行でしたが、

最後の大鯛で、すべての苦行が吹っ飛びました。


☆★☆★☆★☆今日はこの子達が頑張りました☆★☆★☆★☆

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ジャンキー玉 56g 赤金


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ジャンキー玉 75g オレンジ金 


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ジャンキー玉 112g 緑金


スロー系ジグ200g(写真・名前ともに忘れました)


帰宅後、ラストの大鯛を捌いて晩酌のお供に

腹身脂ノリノリで激旨でした。


『皆さん、釣りって、本当~にいいですね~』

それでは。